ピルの種類と効果

いわゆる経口避妊薬として知られているピルですが、これには実はそれぞれ種類がありそれにより効果も異なります。
この経口避妊薬は、黄体ホルモンと卵胞ホルモンのふたつのホルモンが含まれているため、混合ホルモン剤とも呼ばれることがあります。
一般的には、経口避妊薬は低用量タイプのものが多くの人に使用されていると言えます。
低用量といってもさらに種類があり、まずは黄体ホルモンの世代によって分類されています。
第1世代は、日本よりもアメリカなどで使用されていることが多いのが特徴ですが、副作用としてアンドロゲン作用というものがあり、男性化してしまうという問題点があります。
第2世代は、アンドロゲン作用が少なく、避妊効果も高くなったタイプのものです。
第3世代はさらに新しい黄体ホルモンを利用しており、低用量タイプのものの中では最も副作用の少ないとされています。
第4世代は、別名として超低用量ピルとも呼ばれ、さらに副作用が少ないものとなっています。
このタイプのものは、避妊効果よりも月経前症候群の症状を和らげてくれるとしてよく利用されているのが特徴です。
また、ピルは黄体ホルモンの量の変化によっても分類されており、一相性、二相性、三相性に分けられます。
一相性のものは、生理日の調整に適しているとされ、非常に使いやすいタイプのものとなっています。
一箱に入っている薬の成分配合の割合がすべて同じという点が特徴です。
二相性は、成分の割合が二段階になっており、前半は黄体ホルモンの量を少なくし、後半は黄体ホルモンの量を多くする、というようになっています。
これは自然なホルモン変化に近い形となっているのが特徴だと言えます。
三相性は、割合が三段階に変化するタイプです。
これは二相性よりも自然なホルモンサイクルにするため、副作用が一番少ないタイプの薬となっています。
低用量タイプのものは、このような種類に分かれているため、自分に合った薬を探すのが一番良いでしょう。
これらは普段から飲み続けることで効果が得られるものですが、ほかにもアフターピルがあります。
これは性行為の後に服用するもので、ノルレボ錠やウリプリスタール酢酸エステル錠というものがあります。
また、ミニピルというものもあり、これには黄体ホルモンのみが使われています。
飲んだすぐ後の避妊効果は高いものの、持続時間が短いために避妊効果としては少し不安な面もあると言えるでしょう。